配属されるまでに勉強すること

配属されるまでに勉強すること

さて、無事国試を終え、まだ見ぬ看護界に怯えている人も。
すでに、既卒者・経験者として病院で就職している人も。
はたまた、2月くらいから部署異動を打診されて悩んでいる人も。
そんなみんなに、それぞれの心構えと勉強法を教えてしんぜよう。

歩む道の先が吉と出るか凶と出るか、一歩目が肝心要。
そんな3パターンを設定したお話。

目次

今と全然違う部署異動をする看護師さんへのアドバイス

外来から病棟。

ナナイチとか看護必要度とか意味わからん!夜勤とかしんどそうなんですけど?

病棟から手術室。

清潔?不潔?え?汗!とか言われたらマジで拭くの?

救急室からリハビリ病棟。

あのバタバタして次から次へ、という現場から、1人1人にじっくりの現場ってどんなだろう?

看護師という資格は、とても幅広い分野を網羅しますよね。

人間が病院にお世話になる全てのエリアにおいて看護師は配属されますから、そりゃ地平線のごとく病院では何でも「看護師の仕事」になります。
その逆張りというのも変ですが、限局する発想が認定だ専門だ特定行為だ、という「プロフェッショナル」の発想なんでしょう。

しかし、看護師は世間一般から見れば、それだけでプロフェッショナルと言われますから、患者さんからすれば認定持っていようが持ってなかろうが、関係ありませんよね。
看護師からすれば、有ると無いじゃ全然違うのに。

ということで、異動先の分野が明確にがわかっているのであれば、その分野をコツコツと勉強するべし、です。

これはもう純粋にコツコツするしかない。

私的にオススメするのは、できるだけ「薄い本」から始める方がいいと思っています。

どうしても「病気が見える」的な、辞書的な、図解満載な、書いました!的な、満足感を得れそうな本を手に取りがちですが、それは一旦置いといて。
まずは、薄い本を選びましょう。なんなら「エキスパートナース」や「オペナーシング」など専門分野に特化した雑誌の「これだけは覚えよう!新人さん特集」的なやつで十分です。

その雑誌1冊、いや、特集の10ページほどでも頭に入ってれば、おそらく十分に賢くなるはずです。

いざという時の備えや満足感よりも、脳みそに入るリアルな量を選びましょう。そしてどんどん書き込んで自分色に染める方が絶対にいいですよ。
そのほうが「勉強してる感」がすごいですから。
今はスマホでいつでも調べれますから、そんなに慌てなくていいでしょう。

私が初めて人工呼吸の勉強を始めた時に「もっとも薄い読み通せる本」を選び、まるで絵本のような本でしたけど、大変勉強になりましたよ。
薄い本から。ゆっくり勉強しましょう。

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