今回は通常回とは違い、号外!
実はこの「プロジェクトN」。
私、ポーポーのみが運営しているのではなく、デザインや構成などを運営してくれている影の人「プロデューサーY」が存在します。
彼無くしてプロジェクトN有らず、です。
そのプロデューサーY、なんとCOVIDー19に感染してしまった!
プロデューサーYは医療とは無縁の職業。
その彼に超リアルな「コロナ戦記」を書いてもらいました。
さぁ、ただいまオミクロンが猛威をふるっている現状。
みんなこの詳細な記録を読んで疑似COVIDー19体験をし、我が身に置き換えて学び考察してみよう!
プロデューサーYのコロナ戦記
- 1月17日(月)「健康のためにジムに行く」
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- いつものフルメニューを行う(エアロバイク15分、チェストプレス、ラットプルダウン、ロータリトーソー、レッグプレス、マシン使った背筋のやつ、マシンで肘固定して前腕を曲げたり伸ばしたりするやつ)
- ウレタンマスク装着
- 入浴のみ(サウナなし)
- 1月19日(水) 「めっちゃ寒い、みぞれ降ってた」
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- 今日もフルメニュー
- ウレタンマスク
- 入浴のみ(サウナなし)
- 1月20日(木)「・・・湯冷めしたのか?嫌な予感」
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- 喉がイガイガする
- 悪寒あり
- 風邪薬飲もうと思うものの家になかった
- 食欲あり
- 1月21日(金) 「すげえ雪積もってるから風邪ひいたと自分に言い聞かす」
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- 喉が痛い、に進化
- 倦怠感あり
- 風邪薬を買いに行く
- 薬飲むと楽になる
- 食欲あり
- コロナかも?と薄々思うものの、感染経路に心当たりなさすぎるのと、嫁(事務員)超繁忙期のため何を言われるかわかったもんじゃないので怯える
- 翌朝起きたら何事もなく良くなっていることを願い入眠
- 1月22日(土) 「ただの風邪だから風邪薬でいいじゃないか、と言い聞かせる」
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- 状況は金曜日とほぼ同じ感じ
- 食欲あり
- 嫁とはなるべく距離をあけてコソコソ隠れて薬飲む
- 1月23日(日) 「保健所に 勇気を出して 電話した(五七五)」
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- 前日前々日より朝の体温が少し上がる
- とにかく喉が痛い
- 新型コロナ医療相談センターに電話する→とりあえず風邪薬飲んどけ、明日病院行け、と言われる
- 食欲あり
- 1月24日(月)「あぁ妻よ、今更のカミングアウトを聞いてくれないか」
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- 朝:37.8℃
- どんどん悪くなる感じ
- 全身の倦怠感、喉の痛み、頭痛
- ここくらいから咳がひどくなる、それまではそこまでではなかった
- 風邪引いたときに行っていた病院は発熱の場合診療できないってことで対応できる診療・検査医療機関を調べて電話→なかなかつながらず数回目でつながる→アプリで支払いとか行うから登録してくれと言われる、すげぇ…
- 電話の2時間後に通院→血中酸素問題(パルスオキシメーターは保健所からの貸与っぽい)、PCR検査を受けて咳止め、頓服もらう
- PCR検査の結果は今までは明朝には出てたけど、今は時間がかかっていて下の夕方くらいになるかもとのこと
- 食欲なし、まさかのかき揚げうどんがでてきて気持ち悪くなり残す、結果数時間後吐く
- 水がすごく変な味がする感じで飲む気にならない、ポカリは多少飲みやすいけど水分とるのもちょっとしんどい
- もちろん、嫁とは完全に隔離
- 1月25日(火)「もう風邪なんて言わないよ絶対」
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- 熱、全身の倦怠感、喉の痛み、頭痛、咳、吐き気
- 何も口にいれたくない…
- ゼリーやらみかんを無理やり食べるけど結局戻す
- 夜に病院から電話、PCRまで結果きてない、体調急に悪くなったりしたらすぐに電話してね、とのこと
- 1月26日(水) 「COVIDー19確定」
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- 朝病院から入電、PCR陽性とのこと、保健所から連絡があるからその指示にしたがって、とのこと
- SMSに厚労省からメッセージ、接触確認アプリに陽性登録
- 熱、全身の倦怠感、喉の痛み、頭痛、咳
- 全体的に少しマシになってきたかなぁ…
- 吐き気はおさまってきたから少しずつ食べる→激しい下痢
- 1月27日(木) 「保健所よ、私はどうすれば」
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- 熱は下がってきたけど全身の倦怠感、頭痛、咳、下痢、喉の痛みは薬の成果ほとんどなし
- 仕事がいい加減やばいので少しこなす
- 雑炊と梅干しは食べられる
- 保健所からの連絡はなし
- 1月28日(金)「睡眠、咳、下痢」
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- 熱は平熱より少し高いくらいで下がる
- 倦怠感と頭痛があるもののだいぶ落ち着いた、ただ咳はひどい、食べたら水のような下痢
- 久しぶりに深く眠れる
- この一週間は本当に眠りが浅く薬のんで2〜3時間の睡眠をくりかえしていた
- 日中数時間仕事をする
- 得意先から至急電話ほしいとのことで決死の覚悟で電話
- 電話後、咳が止まらなくなりめちゃくちゃしんどくなる
- 動画がみれるようになる
- 保健所からの連絡はなし
- 1月29日(土)「三日経つ 保健所からは 連絡なし(五七五)」
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- 頭痛、倦怠感も回復
- 下痢と咳
- 食欲はだいぶ戻る
- 1月30日(日) 「YouTubeで咳止め方法検索したら」
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- 下痢と咳
- 食欲は通常くらいにもどる
- YouTubeで調べ、胸にカイロはってみる
- 保健所からの連絡はなし
- 1月31日(月)「生活物資支援申込む」
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- 下痢と咳
- カイロ意味ない気がする…暖かくて気持ちはいいが
- 仕事を再開するが、体力がなくなっているのかフルでは難しい
- 声を出すと咳がとまらないのでMTG等は不可
- 昼前に保健所から連絡あり
- 26日を初日として療養解除判定は2/7とのこと
- 2月1日(火)「保健所も私も妻もパニック」
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- 下痢と咳
- 咳止めの薬が今日でなくなるので病院に電話→のちほど先生から入電、咳がひどいのと下痢が続いていることを伝え強めの咳止めと整腸剤をだしますねとのこと、これが電話診療というやつか…
- 昼過ぎ薬局から入電、薬の説明を聞く
- 保健所から再度入電。昨日伝えたことが間違っていたとのこと。その前に症状でたのが20日、発熱が21日なので2/7の療養解除っておかしくないですか?と質問。確認して折り返すとのこと。
- 20分後に再入電、病院にも確認できたので21日発症としますとのこと、電話の時点で10日経っているので今から療養解除判定の聞き取りをします。→熱はさがって3日以上経過、咳はとまらん→問題ないのでこの電話を切った時点で療養解除、普段の生活に戻ってくださいとのこと。ほんまかいな!?
- 各所に報告。
嫁は排菌リスクがないことが信じられんとのことで引き続き隔離宣言
- 2月2日(水)「豆を煎じた液体、その名は珈琲」
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- 咳
- 頓服としてもらった強めの咳止めの副作用で下痢止まる、というよりむしろ便秘。
- お腹は効きすぎやろと思うが、咳は止まらず
- ただすこしずつマシにはなっている実感あり
- 久しぶりにコーヒーが飲める。この液体美味しすぎる…
- 2月3日(木)「やっと体調が回復してきた」
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- 咳・下痢
- 昨晩は頓服は飲まずメジコンと痰切り、整腸剤のみ。
- とんぷくの下痢止め効果を確信
- 相変わらず咳は出るけど、朝起きたときの喉と胸の感じがずいぶんよく感じる
療養中やってたこと
- ピーク時でもインフルエンザほどの高熱が出ていたわけではないので、横になりながらスマホを見ることはできた
- しんどいけど暇も感じる
- イヤホンはなんかしんどかった
- 動画はチラチラする感じがめちゃくちゃしんどく熱と倦怠感、頭痛がなくなるまでは見れなかった
- テキストは特に問題なく読めたのでマンガアプリでマンガ見まくる
- 見る内容は重たいものは見る気にならず、頭空っぽで読める転生もの、俺tueee系、ほのぼのしたやつばっかり
- ご飯系マンガで美味しいもの食べた気になる
- 時間が有り余っているんで、趣味のものをめっちゃ調べてしまう。結果ポイント還元含め最安のところや、グレード違いでのコスパの検討がはかどりポチってしまう。
- フリマアプリの巡回で劇的にお買い得なものを見つけてしまう→ポチる
- 自分の興味あるものの相場観が身につく。
相場より大幅に安いものがフリマアプリにはたまにある。そういうのは速攻で売れるため、1日1回みるくらいじゃなかなか巡り会えないってことがわかる→そういうものを見つけるとポチる
その他よしなし事
- 完全リモートワーク、会食等、一般的に言われる高リスクなことをしていなくてもなるときゃなる
- ウレタンマスクはもうしない
- 今まで外出時は布マスクがメインやったけどこれからは不織布にする
- 体重は3〜4キロ減った54〜55→51〜52くらい
- 陽性判定後は診察代、薬代とも無料やった。日本すごい国やなと思う、やりすぎちゃうかとも思う。保険料これからどうなるんやろ
- 社会的なリスクが本当に大きい
- 今まで通り出社していたら、濃厚接触者認定が増えていたと思うと恐ろしい
- どこまでいっても場所や人によっては感染者、濃厚接触者に人権はないっていうほどボロカスに言われる
- 色々と立場によって捉え方があると思うけど、本当に心配してくれてる人と、心配してくれてるけど結局それって自分のことを心配してるって人の違いがなんとなくわかる
- 自分のことを心配している人って、ボロカスに言う人、飲み歩いたりリスク高い行動とってた人が多い気がする
- これらはあくまでも個人の感想です。サンプル数は少ないのであてになりません!
- 濃厚接触者含め制限がかかる中で、現状保健所からの連絡が遅いためどうしていいかわからない
- 療養中に待機期間が10日→7日になりますというニュースがあったけど、いつから適用されているのか等本当にわかりにくい
- 特に濃厚接触者。自己判断でいいのかなにかしら保健所から指示があったのか結局今でもわからない
- 発熱があった時点で病院でも診察をしてもらえないので、もし仮にPCR陰性やったらこれなんの病気やねんとまぁまぁ不安になる。
- そういう意味では陽性でよかったのかもと思える。
ポーポー的雑感
あくまでもイチ症例に過ぎないので、個人差はあるでしょうけども、とにかく重症化しなくてよかった!というのがポーポーの第一感想です。マジでよかった。
超個人的な感想も書いてくれていて、案外このリアルな内容に「コロナあるある」がありそうです。
きっと私も「ポチる」と思いますし、それくらいしないとやってられないだろうなー、なんて。
さて、この詳細な記録を読んで「たられば」「想像の範疇」「個人的意見」でしかありませんが、プロデューサーYが「どこで感染したのか?」を推理するならば、はやり「スポーツジム」が怪しいと言わざるを得ません。
共有器具、運動時の呼気、ウレタンマスク、と感染条件が整っています。
そこに「換気」「人口密度」「人との距離」がどのように関係していたのかはわかりませんが、どれか1つでも「感染リスク」とされる条件があったならば更に可能性は高くなる。
コロナウイルスを防ぐために病院では、サージカルマスク、アイシールド、高頻度接触部位の定期的な消毒、イチ処置イチ手指消毒が必須です。更に必要であれば手袋やエプロン、さらには陰圧室にN95マスク、とガッチガチの感染対策です。というか、これが「感染対策」です。
「感染対策してます!」とさまざまなお店が謳っていますが、無症状感染者が存在することが判明している現在、もはやそれは「やってないよりマシ」くらいのレベルだと思います。
とても残念なことだけど、強すぎるぜ、オミクロン・・・。
教訓
- ウレタンマスクはおしゃれだけどダメ。サージカルマスク最強。
- 呼気が出やすい環境は避けるべし。
- 風邪かな?と思ったら、素直に「コロナ感染」と思い、素早い行動をとるべし。
- 災害対策と同じようにコロナ備蓄するべし。
- 信頼おける人には助けを求めるべし。
- コロナウイルスは責めても、人を責めるべからず。
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