愛する妻は、あまり家電を欲しがりません。
愛することをやめない夫は、家電にさほど興味がありません。
しかし、そんな愛する妻が珍しく「ホットクックが欲しい」と言いました。
そして、買い物する時は「MONOQLO」でベストバイ評価されたものを買うと決めている夫(すなわち私)は調べてみました。
なんだ、ホットクックはベストバイじゃないか!
さぁみんな、クック船長と共に港に別れを告げろ!宜候!(By 佐久間宣行)
そもそもホットクックってなんだ
妻曰く
「YouTubeで死ぬほどレシピあるし、超良いねん」
の連呼。
正直、全くピンときません。
そして、家事や家電に意識が向かない(興味がない)私としては、そもそもそーゆーYouTubeに出会うこともないのです。
「ワンインチチャンネル」や「散歩するアンドロイド」、「きんにくTV」などを見ている限り関連動画でホットクックなんて出てきません。
YouTube、見てみました。
なんだか、時短だの賢い主婦だの共働きだの、要するに賢く生きるためにはホットクックっていいよ!っていうのYouTuberがなんとなく鼻につきます。
そして、ホットクックというもの自体が、圧力鍋的(圧力鍋ではない)なもので料理がパッパッパと作れる優れものなんだな、というのは家事音痴の私にもわかりました。
だけど、妻がそこまで「欲しい!」と胸騒ぐものであることは、正直よくわかりませんでした。
そうです。私は家電をよく調べることはしません。
だってMONOQLOが「ベストバイ」と言ってるなら、もう調べる必要もないじゃないか!という考えなのです。
しかもすでにに妻がピンときているじゃないか。
なら、買うしかない。
Joshinへ翌日、仕事終わりで向かいました。
Joshin、謎に割り引いてくれた
ネットで見ても、新商品で販売したばかりで、どのサイトを見ても77,000円でした。
んーーーーー、高い!!
おや?モデルチェンジ前のホットクックなら、結構安いじゃないの。
妻に聞いてみると、新製品のほうが、混ぜ棒があるだの、テフロン加工してるだの、やっぱり私にはよくわからないが違いがあるらしい。
そして何より、少し小さくなっているのが良いらしい。
そうなのか、妻よ。
でっかくたって、安けりゃ良いじゃないか!?はダメなのか。
しかも、白いホットクックがいいらしい。
赤しかないのかと思ったら、白があるらしい。むずいぞ、妻よ。
探すと、ありました、白。
んーーーーーー、希少。
料理上手な妻よ、なぜ鍋で作れるものを、そんな謎のメカで作りたいのだ?
時短はわかるが、高すぎやしないかい?
しかし、そんな野暮な自問自答は口にしたら男が廃る。MONOQLOだって「ベストバイ」だと教えてくれているじゃないか。
昨夜の出来事を胸に潜めて、平日のJoshin、閉店間際に滑り込み。
あった。
赤いホットクック。
77,000円だ。
高っか。
ただ、確かに旧式に比べると、スリムだ。
同じ棚にある圧力鍋はもっと安い。
なんだか同じような料理ができる、ようなことも書いている。
いや、騙されてはならぬ。
MONOQLOが「ベストバイ」だと言ってたじゃないか。
正解しか叩き出さない妻が「白い新しいホットクック」と言ったじゃないか。
目移りした自分を戒め、定員さんを呼ぶ。
「すいません、白い新しいホットクック、ありますか?」
「はい?あー。ちょっと見ますね・・・」
そう言って、でっかいトランシーバーみたいなものでバーコード読んだり、電子画面を忙しなく操作している。
期待せずに待つこと30秒。
「1台ありますね。税込69,000円でお持ち帰りでどうですか?」
恐るべきJoshin。
ホットクック並みに省略で時短で効率的だった。
使ってわかるホットクックの凄さ
妻、大喜び。
記念写真を面白いので撮ってみると「はい、ホットクック!」と自ら叫んで笑顔を向けてきた。
おそろべきホットクック効果。
妻の笑顔さえも秒速で作ってくれた。
そして、さすがはYouTube見ていただけあって、さも慣れたようにポイポイと食材を掘りこみ野菜スープを早速作ってくれた。
んーーーー、うまい!
火加減を調整しなくていいだの、本当に食材を入れるだけでいいだの、混ぜ棒が絶妙にいいだの、感想を多弁に語ってくれるが、そうなのねー、としか言いようがない。
なぜなら私は味音痴の料理できないおじさんなのだ。
共感できない。
何を食べても美味しいし、とりあえず醤油入れときゃいいんだろ的な味音痴人間。
とにかく、私が作る料理とは、一言一句レシピ通り。
「大さじ」「小さじ」は計れるが「少々」が一番困る。グラムで書いてくれよ、と思う。
中火ってどこだよ、人参はどういう向きで切るんだよ。きのこって水で洗うのか?
どれもわからん。
そんな私がホットクックでカレーを作ってみた。
じゃがいも、人参、はデカく切る方が「良し」とされている風潮だと思うので、思い切ってデカく切ってホットクックに入れる。
あ、皮を剥くのを忘れた。
まぁいいや。
玉ねぎもククレカレーの裏にあるレシピ通りの量を刻み、掘り込む。
肉は、妻が「これで」と指示してくれた肉を入れる。
グラム?わからない。妻が「これ」といった量が正解なのだ。
ルーを入れ、水は箱の裏の量より250cc少ない量にしろ、と言われたのでそうした。
で、蓋して、カレーを選択して、ボタンを押した。
45分、と出た。
まじか。それでできるのか。
で、45分でできた。
すげーーーーーー!!
カレーができた!
うまい!柔らかい!ホクホクだ!
食べながら、妻に、火加減を調整しなくていいだの、本当に食材を入れるだけでいいだの、混ぜ棒が絶妙にいいだの、感想を多弁に語ったが、そうなのねー、としか言われた。
そりゃそうだ、妻から聞いた感想、そのままだったから。
ホットクック購入を迷うあなたへ
私は、家事が楽になると叫ぶほど家事をしていないし、日々の献立も考えていないし、そもそも料理にも興味がないし、味音痴だ。
しかし、私は妻に興味があるし、妻がやる気になることならプッシュしたい。
そして、何よりも私はMONOQLOを超信頼している。
家電はJoshinで買う方が保証やポイントがついて便利だ。
その結果、ホットクックが我が家に来て、実際メリットしかない。
妻は「はー。楽」という。
毎回何が楽かはよくわからないが、楽なんだろう。
それだけで、まずはよかった。
そして、その結果、豪華な料理を食べることができる。
子供らも「おおおおお!クック船長!」と感動している。
何気に私もホットクックに入れたら完成する料理を楽しんでいる。
77,000円。
迷う必要ないと思いますよ。
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