会議を楽しくする方法:ナースの意見を引き出す工夫

「看護部に委員会はいるのかい?いらないのかい?どっちなんだい!?」
という記事を前回書きましたが、同じようにうざいのが会議(委員会・ミーティング含む)ですな。

日勤中にやってます?それとも時間外?休みの日にわざわざ参加してます?

今日は、せっかく会議するならば、管理職としてこんなことを心がけてますよ!というお話です。
どうせなら、ナースたちが積極的に意見を出せるような、そんな楽しい会議ができる進め方についてお話しします。
会議って、どうしても固くなりがちですが、ちょっとした工夫で雰囲気を変えることができるんですよ。

さあ、みんなの声をもっと引き出すための3つのコツをご紹介しましょう!

目次

定時に始まり、定時に終わる!

ナニワトモアレ、時間厳守!

定時に始めて、定時に終わることが大事です。

これはシンプルルールであり、ゴールデンルールです。
「あ、また会議が長引くかも…」なんて思われたら、意見を言うどころか、話を聞くのも億劫になりますよね。

時間を守ることで、「この会議は計画的に進んでいるんだ」と感じてもらえます。

どうしても長引きそうな場合は、最初から「今日は15分延長します」と宣言するのもアリ。
みんながそのつもりで準備できますし、無理なく集中できるようになりますよ。
時間を守ること、それはみんなが発言しやすい空気を作りと同じ意味ですよ!

司会は不平等に、全員に公平に声掛け!

そもそも、司会を毎回持ち回りにするでしょ?

アレ、大キライ。

司会は司会がうまい人がやるべきなんです。
自治会のゴミ当番みたいに公平に回す必要なんてないんですよ。

だから、私の場合、常に司会は私が担当します。

スタッフは気が楽そうですよ「司会しなくていいんだ〜」って。
みんなも喜ぶ、私もやりやすい。Win-Winですね。
なにより、自分が司会することで、思うがままに会議を進行できますからね。

主導権を得ることで、全員に公平に声をかけることができます。
発言しやすい雰囲気を作り、意見をもらうことは、
みんなが「自分の意見も大事にされている」と感じてもらう、そんなことも重要です。
私は、会議の中で全員に一度は発言を促すように心がけています。

あと、グループディスカッション形式も効果的だそうですが、私は苦手です。
てか、そもそも私自身がグループディスカッションが苦手なんですよ。

好きですか?あれ。
研修とかでたまに参加しますけど、張り切ってる講師だけで、
しかも妙に講師が張り切ってるように見えるし、
なんでか嬉しそうにみえて、
すっかり私の中では、嫌なものと刷り込まれてますね。
ということで、私が苦手だから、私は取り入れませんw。
苦手なことがしない、というのも絶対にうまくいくコツですよ。
だけど、いいらしいので、もし取り入れる方はどうぞ。

誰よりもふざけて誰よりもきびしく

最後に、会議を楽しくするために、何よりも大切なことをお伝えします。

それは・・・・

リーダーであるあなた自身が「誰よりも楽しみ、誰よりもきびしく」いることです!!

ちょっとしたユーモアで場を和ませながらも、要所要所でビシッと引き締める!
このバランスこそが大事なのです!

なにも、無理してダジャレを言ったりふざけたりするわけではないですよ。

たとえば、会議の冒頭で「今日はみんなのアイデアを引き出すために、ちょっとゲーム感覚でやってみましょう!」と提案してみたり、
発言が少ないときには、「ここは大胆な意見を大募集!今日はなんでも言っていい日ですよ!」と冗談交じりに言って、みんなをリラックスさせるのも作戦です。
私がよく使う方法は、お菓子食べながら、お茶しながら、ですね。
なんか妙に真面目な雰囲気で会議とかするでしょ?
絶対に無意味な空気感ですよ、あんなもん!(断言)

でも、重要なポイントではきちんと締める。
「ここは皆さんの協力が必要です!しっかり結論を出しましょう(にっこり)」と真剣に話すことで、会議全体が引き締まります。

ふざけるところはふざけ、真剣なところは真剣に。
このメリハリこそが、会議を楽しく、かつ有意義なものにしてくれます。

いかがでしたか?今日紹介した「定時に始まり、定時に終わる」「全員に平等に声掛け」「誰よりも楽しみ、誰よりもきびしく」の3つのコツを取り入れて、次の会議をもっと楽しく、そして生産的なものにしてみてください。

どうせ開催するなら、意味のある時間にしたいですからね。
ナースたちが安心して、自由に意見を出せる場を作ることが、うっとおしい委員会を乗り越える鍵です。

みんな、がんばれ!

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